介護老人保健施設 入所サービス

どんな方が利用できるの?
要介護認定において「要介護1~5」と認定された方が対象となります。
ですが病気やケガの治療を目的とした入所は基本的には難しいので、病状が安定期であることも条件として挙げられます。
例えば病院での治療が終わり、ご自宅へ復帰されるまでの中継施設として利用される方がいます。
利用期間は介護保険法上制限はありませんが、「在宅復帰を支援する」という施設の目的があることから、終身での利用はできません。
施設では最低3ヶ月に1回施設サービス計画(ケアプラン)を作成し、退所して在宅生活に戻れるかを他職種で話し合います。利用者様の身体及び精神状況、家庭や経済の状況などを踏まえて専門的見地から判定を行っているのです。
「在宅復帰」というテーマだけを取り上げると、状況によっては老健への利用を遠ざけ、現状の問題を解決できずに前へ進めなくなる方もいらっしゃいます。利用者様の今後を考えていくために、ご本人やご家族への支援をさせて頂くのが施設の役割ですので、仮に在宅復帰の見込みが薄いとしてもお気軽にご相談くだされば幸いです。
また、パークサイドなごみでは「ターミナルケア」も実践していますので、ご自宅の代わりに最期の場として利用して頂き、ご家族と共同して「看取り」を行うことも可能です。
どのような事を行うの?
老健であるパークサイドなごみでは、食事や入浴のサービスはもちろん、リハビリテーションを中心に日常生活上のお手伝いや健康管理、栄養マネジメントといった医療・看護・介護サービスを提供します。
そのため、職員は医師・看護師・介護職員をはじめリハビリの専門職である理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、食事や栄養状態を管理する管理栄養士、施設サービス計画を作成する介護支援専門員(ケアマネジャー)、相談援助業務の中心となる支援相談員など他職種を配置し、各職種が同じ目的の中、連携して利用者様を支えていきます。
他にもレクリエーションや季節行事の実施、訪問理美容といったサービスも行い、入所中を快適かつ楽しく過ごしていただけるよう取り組みがあります。
パークサイドなごみでの主な1日の流れ
8:00 朝食
9:30 入浴
11:30 口腔・嚥下体操
12:00 昼食
13:00 個別機能訓練(リハビリテーション)
14:00 レクリエーション
15:00 おやつ
17:30 口腔・嚥下体操
18:00 夕食
21:00 就寝・消灯